生まれ育った国と違う国で生活することは、日々珍しい出来事の連続でエキサイティング、側から見ればなんだか華やかで刺激に満ちた毎日を送っているように見えるのかもしれません。
しかし、今までとどんなに違う暮らしでも、人は慣れてしまうものです。2023年10月から始まったこの国での暮らし、2024年は高いテンションを保ちながらも単調に過ぎていった、そんな1年だったかなと年の瀬に振り返っているところです。
。。。とはいえ、この1年のinstagramやtwitter(X)の自分の投稿を見返してみると、我ながら思いのほか動き回ってて、とても「単調に過ぎていった」とも言いがたく。
諸般の事情により行き先をここに書くことさえ憚られる某国某所への海外出張が4回。それとは別の、あんまり日本人が行かない某国への出張が2回。私的な旅行にも2回出かけ、それぞれエジプトのシャルムエルシェイクとルクソールに行ってる。その合間に日本への一時帰国が2回。毎回一時帰国中に東京と福岡を2往復して計4往復、加えて広島と群馬・四万温泉にも行ってる。都内某大学で講義もしたし、サッカラのピラミッドも見に行きました。
電車に乗った回数よりも、飛行機に乗った回数の方が多い1年だったようです。
熱を出して寝込んだのが2回、食あたりで休んだの1回、大掛かりな歯科治療というか手術をしたのも2024年。インフルエンザの予防接種で体調崩して休んだの1回、そういえば腎臓の精密検査も受けたし、髄膜炎の予防接種も受けてる。
これが全部、今年1年の間の出来事か。この出来事が全部収まるほどに1年は長く、慌ただしい1年でした。
とはいえ、ずっと出来事が続くのが日常になって、それがむしろ単調に感じられるのも事実で。「慣れ」とは、そういうものなんですね。
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それなりに年齢を重ねたせいか、「5年後、10年後を見据えて人生を計画しましょう」「そのために来年はこうしましょう」とかいう話が響かなくなりました。
日々目の前にある課題を片付けて、日々それなりに暮らしていければいいのではないか。慌ただしいけれどそれなりの密度感をのある生活の中で、求められる自分の役割を果たして、感謝し、感謝される日々でいいのではないか。
僕は2025年も慌ただしくなりそうです。
みなさまの2025年が良い年になりますように!